入居検討中

SUUMOでは検索できない、初めての女性一人暮らしの希望条件ランキング8選

まず私の自己紹介をさせてください。

SUUMOやHome’sなどのポータルサイトで物件検索する際に、通常は築年数や家賃、徒歩分数、設備などの項目で絞り込みをしていくと思います。
今回は不動産賃貸のプロの私が、実際の私の経験から女性の一人暮らし検討のお客様方から伺った「ポータルサイトで検索できないけど、この条件は譲れない」といった条件をランキングにさせていただきました。

また一度住むとすぐに引っ越しはできないため、公開しないお部屋選びのためにランキング入りした項目を判断するための方法もできる限りご紹介させていただきます。

目次
  1. 女性入居者が多い
    ■女性専用マンション
    ■女性の方が多いマンション
  2. 帰宅時の夜道が安全
    ■駅から大通りだけで帰れる
    ■帰宅経路の道が街灯が多く明るい
  3. 事故物件ではない
    ■その部屋自体が事故があった部屋か?
    ■建物として事故の履歴があるか?
  4. 騒音クレームが少ない
    ■実際に物件として騒音クレームがあるか?
    ■音に敏感な入居者が入居しているか?
  5. 変な入居者が住んでいない
    ■言動に問題がある入居者が住んでいないか?
    ■マナーが悪い入居者が住んでいないか?
  6. 社会人入居が多い
    ■学生マンション以外
    ■大学が近くにないエリア
  7. 夜勤入居者がいない
    ■工業エリアの物件か?
    ■夜勤比率が低いか?
  8. 管理会社がきちんとしている
    ■物件が整備されているか?
    ■電話対応に問題がないかどうか?

女性入居者が多い(第1位)

女性専用マンション

女性専用マンションは少ないですが、もし希望エリアにあり物件自体が気に入った場合は安心感があります。
これは物件自体が指定されていますので、すぐにわかります。

女性の方が多いマンション

建物自体の女性の入居者数が多いマンションは、少し安心感が出てきます。

確認方法としては下記のとおりです。

①カーテンの色で判断

男性の場合は、主に濃い色のカーテンを好む傾向があります。
女性の場合には、淡い色やピンク系の色やドット柄・花柄などのデザインを好む傾向があります。
日中に見学すると大体カーテンが閉まっていますので確認しやすいです。

②洗濯物がベランダに干されているか?

女性の入居者様はベランダに洗濯物をあまり干さない傾向があります。
干す場合には、タオルやシーツカバーなど住んでいるのが女性と特定されにくい洗濯物のみ干されている方が多いです。そのため靴下やシャツなどが干されていて明らかに男性ものだとわかる部屋の比率がどれぐらいかを確認するといいでしょう。
もし雨の日には、物件が近くであれば晴れの日に再度見に行ってみるのもいいでしょう。

③駐車場の停めてある車の車種や色

駐車場に停めてある車の車種や色で判断しやすいかと思います。
セダンやSUVは男性の可能性が高く、軽自動車でピンク系の色であれば女性の可能性が高いです。
日中は停まっていないことも多いので、もし物件が近くであれば夜に再度見に行くのもいいかと思います。

④自転車置き場の自転車

自転車も車種や色によって判断できます。またサドルの高さでも男性か女性が判断しやすいと思います。

⑤管理会社に確認してもらう

これは教えてもらえない可能性もありますが、営業担当に管理会社側に確認してもらうと教えてくれる場合があります。あまり教えてくれる管理会社は無いため、もし教えてくれた場合には親切な管理会社の可能性が高いです。

帰宅時の夜道が安全 (第2位)

駅から大通りだけで帰れる

車通勤の場合はある程度大丈夫ですが、電車通勤の場合には帰りの夜道が気になるところです。
国道や幹線道路などの大通りを通って帰れる場合には、明るさも明るく人通りも多いため比較的安心です。

道路の大きさはGoogleMapやGoogleストリートビューである程度確認できます。
ルート検索すると経路候補が3つぐらい出ますので、一番安全そうな経路を選択したと想定して物件を検討するといいでしょう。

帰宅経路の道が街灯が多く明るい

帰宅経路で側道など人通りが少し少ない道を通る場合には、街灯の数が多く明るさが保たれていると比較的安心です。
Googleストリートビューは昼間の画像しかありませんので、夜の雰囲気を確認することができません。
そのため、実際に夜に経路を歩いてみて実感していただくことしかできません。
もし可能であれば、夜間のオンライン内見の予約をして、その際に駅までの経路を徒歩で歩いてもらえるかどうか営業担当にお願いしてみましょう。
不動産会社側としては、時間も手間も要するため面倒と感じる場合が多いですが、もしお願いを了承してやってくれる不動産営業マンがいれば、信頼できるいい営業マンの可能性が高いです。

事故物件ではない(第3位)

その部屋自体が事故があった部屋か?

募集している物件自体が、事故物件である場合は原則告知義務があります。
ただ法的な根拠などは無いのですが、事故後に1人入退去した場合は、その後は告知義務がないと思っている不動産会社が多く、それが慣習化しています。
そのため、過去に事故履歴があったかどうかを調べたほうがいいです。
ご存じの方も多いと思いますが、下記サイトにて確認可能です。

大島てる(こちらをクリック)

建物として事故の履歴があるか?

こちらも明確な義務が無いので、告知されない場合が多いのですが、建物屋上からの飛び降りがあったなどの自己履歴は、やはり気になるものです。
こちらも同様に、 大島てる(こちらをクリック) で確認していただくのがベストです。

騒音クレームが少ない (第4位)

実際に物件として騒音クレームがあるか?

物件に騒音クレームがあるかどうかを確認する方法は、下記の2つの方法があります。

掲示板に騒音クレームに関する注意文書が貼ってあるかどうか

騒音クレームが入ると、管理会社はまず掲示板に注意分を掲示することが多いです。
もし掲示板に注意分が貼ってあり、その日時が最近であれば騒音クレームが多い物件の可能性が高いです。

夜に見学に行ってみて、隣や上下から音がどれぐらい聞こえるか確認する

日中は入居者が不在の場合が多いため、夜に見学すると隣や上下の部屋の生活音が確認できる場合が多いです。

音に敏感な入居者が入居しているか?

管理会社に騒音クレームがあるかどうかか確認してもらう

音に敏感な入居者が隣室にいる場合には、せっかく引越ししても生活しづらくなってしまいます。
ただ、これを確認できる方法は管理会社に聞くことしかありません。
よって管理会社へ聞いてもらうか?もしくは管理会社に直接申し込みをして聞いてみましょう。

変な入居者が住んでいない (第5位)

言動に問題がある入居者が住んでいないか?

言動に問題がある入居者が住んでいる物件は、隣や上下に住んでいなくても被害がでる可能性があるため、慎重に検討した方がいいです。
確認方法としては、物件から判断することは難しいため管理会社に確認するしかないです。

マナーが悪い入居者が住んでいないか?

マンションの入居者の中にマナーの悪い入居者がいると、時間がたつにつれてマンションの全体的なマナーも悪くなっていきます。そのため、マナーが悪い入居者がいる場合には入居を避けた方がいい場合が多いです。

下記の項目にあてはまる場合は、マナーが悪い入居者がいる可能性が高いです。
■ゴミ置き場が荒れている
■集合ポストの特定の号室から郵便物・チラシがあふれている
■掲示板に注意文書が多く掲示されている
■共用部に物が置かれている
■駐車場の車の停め方が雑
■自転車置き場が荒れている
■エントランスや廊下にタバコのポイ捨てが多い

★★★★チェックポイントの詳細は、下記の記事をご参照ください。 ★★★★

https://estatemanager-in-nagoya.com/consideration/184/%e5%a4%b1%e6%95%97%e3%81%97%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%8a%e9%83%a8%e5%b1%8b%e6%8e%a2%e3%81%97%e3%81%ae%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%ae%e5%86%85%e8%a6%8b%e6%99%82%e3%81%ae%e3%83%81%e3%82%a7%e3%83%83%e3%82%af/

社会人入居が多い (第6位)

学生が多いマンションは、特に今の時期は居酒屋が夜遅くまで空いていないので部屋飲み会が多いと思います。そのため、学生が住んでいるマンションは個人差がありますが、深夜に隣や上下からの大声で迷惑する可能性があります。よって静かに暮らしたい方は、下記のエリアから物件を選ぶことをおススメします。

学生マンション以外

学生専用マンションは、一概には言えませんが騒がしい可能性が高いです。
そのためよっぽど条件にマッチした物件でない限り、入居は控えた方が無難です。

大学が近くにないエリア

もしエリア的に可能であれば、大学が近くにないエリアで物件を探した方がいい場合が多いです。
また、希望エリアの中に大学がある場合は、家賃が少し高い物件や間取りが広めの1LDK物件などを選ぶと快適に過ごせる可能性が高いです。

夜勤入居者がいない(第7位)

夜勤がある交代制勤務の工場勤務の入居者が多い物件は、生活リズムが違うためトラブルになる可能性があります。そのため自分が日勤であれば、夜勤入居者比率が低い物件への入居をおススメします。

工業エリア外の物件を選ぶ

工場が多い工業エリアやその近郊の市町村に関しては、夜勤勤務の方が多い可能性が高いです。
そのため、エリア的に問題が無ければ工業地域ではなく住宅街エリアから物件を選ぶことをおススメします。

夜勤入居者の比率が低い物件を選ぶ

夜勤入居者の比率が低い物件の判断基準ですが、下記3点になります。

駅近物件

基本的に交代勤務の方は、車通勤になります。
そのため、駅近物件である必要性が低いため駅近物件は夜勤勤務入居者が少ない可能性が高いです。

駐車場無物件・または少ない物件

車通勤必須のため、駐車場が無い物件や少ない物件は、夜勤勤務入居者が少ない可能性が高いです。

他県ナンバーの車が少ない物件

工場勤務の方は、転勤してくる場合も多いです。
そのため、駐車場に停まっているいる車を見て他県ナンバーが多ければ、工場勤務の夜勤勤務入居者が多い可能性が高いです。

管理会社がきちんとしている(第8位)

物件選びをするうえで、入居中ずっとお世話になる物件の管理会社がどういった会社かというのは気になるところです。管理会社がしっかりしているか判断する項目をご紹介します。

物件が整備されているか?

物件自体の共用部・室内の整備状況を確認すれば、その管理会社の管理レベルがある程度把握できます。
管理担当者によってばらつきがある管理会社も多いですが、少なくともきちんと整備された物件に入居するに越したことはありません。

チェックポイントの詳細は、以前書いた下記記事をご参照ください。

https://estatemanager-in-nagoya.com/consideration/184/%e5%a4%b1%e6%95%97%e3%81%97%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%8a%e9%83%a8%e5%b1%8b%e6%8e%a2%e3%81%97%e3%81%ae%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%ae%e5%86%85%e8%a6%8b%e6%99%82%e3%81%ae%e3%83%81%e3%82%a7%e3%83%83%e3%82%af/

電話対応に問題がないかどうか?

管理会社の応対品質のチェックは入居前にしておいた方がいいかと思います。
もしすでに申し込み済であれば、例えば「ゴミ置き場の場所などを確認」などで一度電話してみるといいと思います。
その際の電話の応対品質で大体管理会社のサービスレベルが分かります。
もし、仲介している不動産会社に尋ねるよう面倒くさそうな対応をした場合は、管理会社の質としてはあまりおススメできないレベルです。
反対に、詳しく教えてくれたりメールやFAXで書類を送ってくれようとするような管理会社は、入居後も安心だと思います。

まとめ
  • 女性専用マンションや女性入居率が高い物件が人気
  • 帰宅時の夜道ができる限り安全な物件が人気
  • 問題ない物件かどうかを気にしている人が多い
    (事故物件でない・入居者の質やマナー)
  • 音に関して被害が少ない物件が人気
    (学生入居率が低い・夜勤勤務者入居率が低い)
  • 管理会社がきちんとしていて親切な物件が人気