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一人暮らしお風呂好き・自炊女子が気になる!!都市ガスとプロパンはどれぐらい値段が違うの?

入居検討者

ネットで見て気になった物件がプロパンガス対応物件だった・・・。

でもプロパンガスってガス代が高いよね・・・・

やまびこ

そうですね。確かに都市ガスと比べてプロパンガスは高いですね。

皆さんはガスのプロではないので、実際に自分の使い方で具体的にいくらぐらい違うのか、ガス会社のホームページを見てもわかりにくいですよね。

今回はプロパンガスの価格に関して、皆様の疑問にお答えできればと思います‼︎

今回の記事の内容
  • 一人暮らしの場合の都市ガスとプロパンガスの価格差
  • 都市ガス・プロパンガスのそれぞれの特徴・メリット・デメリット
  • ガス自由化に伴い、ガス会社は変更可能か?
  • 都市ガス・プロパンガスのそれぞれの対応物件の特徴や対応ガス設備

この記事の対象の方一人暮らしでプロパンガス物件と都市ガス物件で迷っている方
記事の難しさ(★5段階評価)★★
この記事を読む所要時間約5分
この記事を読むメリット価格差の根拠が理解でき冷静に物件比較ができるようになる

まず私(やまびこ)の自己紹介をさせてください。

  • 実際に接客するお客様の中でも、プロパンガスを敬遠されるお客様が非常に多いです。
  • ただ物件の契約条件や設備によっては、プロパンガス物件の方がいい場合もあったりします。

  • ガス代の計算方法は面倒くさそうですが、実は簡単です。
  • 不動産賃貸のプロである私が、月額の値段は一覧表でわかりやすく説明しますし、特徴や注意点などもできる限りわかりやすく説明します。

ぜひ、最後まで読んでいただき、都市ガス物件とプロパンガス物件で迷った時に、簡単に正確な値段差を出して比較検討できるようになってもらえれば幸いです。

それでは本題に入ります。

目次
  1. 都市ガスとプロパンガスの月額費用の価格差

    1-1 プロパンガスの価格は都市ガス価格の約2倍~3倍
    1-2 使用頻度により差が出る為、利用頻度が多いと価格差が大きくなる
    1-3 夏は安く冬は高い
    1-4 メインはお風呂(シャワー)とガスコンロの利用
  2. 特徴・メリット&デメリット

    2-1 都市ガス
     2-1-1 価格が安い
     2-1-2 天然ガス・空気より軽い
     2-1-3 災害時に安全
     2-1-4 災害後の復旧が遅い

    2-2 プロパンガス
     2-2-1 価格が高い
     2-2-2 石油ガス・空気より重い
     2-2-3 災害時危険性がある
     2-2-4 災害後の復旧は早い
  3. 自由化によるガス会社選択

    3-1 都市ガス:自由化で会社が選べる場合が多い
    3-2 プロパンガス:管理会社・大家指定のため変更不可
  4. 対応物件の特徴

    4-1 都市ガス対応物件
     4-1-1 政令指定都市やその近郊の市町村が都市ガス対応エリア
     4-1-2 鉄筋コンクリート造や鉄骨造は都市ガス対応が多い
     4-1-3 家賃が高めの物件が多い

    4-2 プロパンガス対応物件
     4-2-1 都市ガス非対応エリアの物件
     4-2-2 木造物件が多い
     4-2-3 鉄筋コンクリート造物件は少ない
     4-2-4 家賃が安い傾向が高い
     4-2-5 設備が充実している物件が多い
  5. 対応のガス設備が違う

    5-1 ガスコンロ
    5-2 ガスファンヒーター

都市ガスとプロパンガスの月額費用の価格差

プロパンガスの価格は都市ガス価格の約2倍~3倍

まず、皆様が一番気になっている価格差に関して説明いたします。

下記の価格比較表をご参照ください。

※都市ガスは、名古屋エリアの東邦ガスの「がすてきトクトク料金」の料金で計算しています。
※プロパンガスは、東邦液化ガスの料金体系で計算しています。

やまびこ

結構差がありますね!!

普通に使う方で、都市ガスは¥1,803でプロパンガスは¥5,346

差額は実に¥3,543です。

  • 上記の通り、都市ガスとプロパンガスで約3,500円~約4,400円ほどの差額が出ています。
  • よって、上記を考慮したうえで物件を検討する必要があります。
  • なお、上記の東邦液化ガスよりも高いプロパンガス会社の場合もありますので、ガス会社がどこか?基本料金と従量単価はいくらかを確認することをおススメします。

なお、下記がガス料金の計算方法です。

使用頻度により差が出る為、利用頻度が多いと価格差が大きくなる

  • 前項の通り、ガス料金は「基本料金+従量料金」で計算されるため、使用量が増えれば増えるほど差額が大きくなっていきます。
  • 前項の表のとおり、自炊やお風呂によく入られるお客様は4,000円以上差が出ますので、原則は都市ガス対応物件がおススメです。

夏は安く冬は高い

  • 個人差はありますが、一般的に夏よりは冬の方が、浴槽にお湯をためてお風呂に入る頻度が増えますので、おのずと利用料が上がっていきます。
  • 夏はシャワーだけで済ますためガス代は上がりにくいですが、エアコンの利用頻度は上がりますので電気料金が上がります。

メインはお風呂(シャワー)とガスコンロの利用

  • もちろん、ガスコンロの利用に関しても工夫することでガス代が削減できますが、お風呂やシャワーの頻度や利用湯量の削減が大きくガス代節約に効果を発揮します。
  • 例えば、お風呂にためる湯量を200リットルから140リットルに変更するだけで、約25~30%削減可能です。

特徴・メリット&デメリット

都市ガス

まずは、都市ガスの特徴・メリットデメリットに関してご紹介します。

価格が安い

  • 一番の特徴は、やはりガス料金が安いというところですね。
  • 価格が安い理由は、都市ガスは経済産業大臣の認可を受けた規制料金である公共料金というところです。
  • つまり国や市町村が、ガス料金の価格水準に関して大きくかかわっている料金のため、適正な料金設定なっています。
  • そのため、お部屋探しの際にネットで簡単に自分で相場を調べることが可能です。


天然ガス・空気より軽い

  • 都市ガスの主な原料は、メタンが主成分の天然ガスや海外から輸入する液化天然ガス(LNG)で、地面の下に埋められたガス管を通じて各家庭に供給されます。
  • また天然ガスのため空気より軽いのが特徴です。
  • そのため、万が一のガス漏れの際にはガスは上に登っていくため、天井に滞留していく傾向にあります。また空気より軽いため拡散しやすく安心です。


災害時に安全

  • 都市ガスは地中にガス管があるため、万が一の地震などの災害の際にもプロパンガスに比べると近くで爆発が発生する危険性が少ないです。


災害後の復旧が遅い

  • 上記の図の通りガス管が地中にあるため、災害後の復旧には確認や修復にどうしても時間がかかります。

プロパンガス(LPガス)

価格が高い

価格差のところの表を見ていただくとわかる通り、プロパンガスの料金は高いです。

理由としては、下記の2点があります。

プロパンガスが高い理由
  1. 料金自由設定のため

    プロパンガスは、公共料金ではなく自由料金設定が可能になっています。
    そのため、プロパンガス会社は基本料金と従量料金単価を自由に設定できるため、比較的高くなっています。
  2. 運搬コスト・保守点検コストが都市ガスに比べて高いため

     プロパンガス会社もできる限り料金を安くしたいと思っているのですが、下記2点のコストが高くなってしまうため料金は高くなってしまいます。

    ①運搬コスト
    タンクを運搬して供給しているため、ガス管を通して自動的に供給できる都市ガスに比べて、コストが高くなってしまいます。

    ②保守点検コスト
    プロパンガスは、物件の敷地内にガスタンクを設置しますので、どうしても危険性が高いです。そのためプロパンガス会社は定期的に保守メンテナンスを行っていて、そのコストに関しても都市ガスよりも高くなります。

  3. 建物建築時の設備費をプロパンガス業者が負担しているため

    料金が高くなる一番の要因はこれかもしれません。

    大家さんが物件を建築する際に、プロパンガス会社は設備費を負担してサービスしてくれます。その後、プロパンガス会社は設備費とサービスした料金を入居者から基本料金や従量課金料金を上乗せして回収していきます。

    そのため、都市ガスエリア物件なのにプロパンガス対応物件があるのは、この理由によるところが大きいです。


石油ガス・空気より重い

  • プロパンガスは空気より重いです。
  • ガス漏れの際には、床に滞留しますので危険性が高いです。


災害時危険性がある

  • 災害時にはプロパンガスは、マンション・アパートに近いため、爆発が起きた際の被害リスクが高いです。


災害後の復旧は早い

災害後は、プロパンガスのタンクを入れ替えるだけで復旧可能なため、災害後の復旧は速いです。

自由化によるガス会社選択

現在のガスの自由化が始まっていますが、会社を選ぶことはできるのでしょうか?

もしできる場合には、価格の安い会社に変更が可能なのでお安くできます。

現状のガス会社の選択可否に関して下記の表をご参照ください。

都市ガス
自由化で会社が選べる場合が多い。管理会社でガス会社指定がある場合があるため、確認が必要
プロパンガス管理会社・大家指定のため変更不可、物件全体に導入のため個別の部屋でガス会社変更不可

対応物件の特徴

都市ガス対応物件

政令指定都市やその近郊の市町村が都市ガス対応エリア

名古屋市などの政令指定都市はほぼ都市ガスです。
またその近郊の市町村である日進市・長久手市・尾張旭市・春日井市なども都市ガスになっています。

愛知県の都市ガス対応エリアは下記をご参照ください。

愛知県都市ガス供給エリア

鉄筋コンクリート造や鉄骨造は都市ガス対応が多い

鉄筋コンクリートや鉄骨の建物は都市ガス対応が多いです。

一般的に木造物件は、プロパンガスの比率が高いです。

賃が高めの物件が多い

どうしてもマンションタイプの建物が多いため、物件のグレード的にもいい物件が多いです。

そのため家賃は少し高めの設定になります。

プロパンガス対応物件

都市ガス非対応エリアの物件

都市ガス非対応のエリア、つまり田舎のエリアに関しては都市ガスのガス管が来ていないエリアになりますので、プロパンガスのみ引けるエリアになります。

木造物件が多い

築年数が浅く、都市ガスエリアであるにもかかわらずプロパンガス対応の物件は、木造の設備が充実している物件です。
その物件が多い理由は、メリット・デメリットのところでも説明しましたが、

大家さんが物件を建築する際に、プロパンガス会社は設備費を負担してサービスしてくれます。その後、プロパンガス会社は設備費とサービスした料金を入居者から基本料金や従量課金料金を上乗せして回収していきます。

という理由です。

鉄筋コンクリート造物件は少ない

鉄筋コンクリート造の物件は、ほぼ都市ガス対応物件です。
これは物件グレードが高く家賃が高い物件が多く、そのような物件を好むお客様は都市ガスを好む傾向にあるところが理由です。

家賃が安い傾向が高い

これも大家さんが物件を建築するときのお話になりますが、鉄筋コンクリートや鉄骨造は建築コストが高いです。
少し安いぐらいの家賃で設定できるのであれば、大家さんにとっては建築費が安い木造が一番コストパフォーマンスがいい物件になります。
併せて、プロパンガスを導入することで設備費がサービスで設置され、さらに建築費が安くなるメリットがあります。

よって木造物件は建築費が安いため、家賃を安く設定することが可能になります。

設備が充実している物件が多い

プロパンガス業者が水回りの住宅設備をサービスすることにより、浮いたコストでオートロック・宅配ボックス・ネット無料などの入居者に人気のある設備を導入することが可能になっています。

対応のガス設備が違う

ガスコンロ

対応のガスコンロは、都市ガス用とプロパンガス用で分かれています。

プロパンガス対応物件で都市ガス対応のガスコンロを接続しても利用できません。故障や事故の原因となりますので、必ず対応の器具をご利用ください。

また、ガスコンロを購入する際には、ガスホースのコンセント形状も確認するとホースを買うときに、対応のホース形状を確認できて便利です。

ガスファンヒーター

ガスファンヒーターに関しても、対応のガスコンロは、都市ガス用とプロパンガス用で分かれています。

プロパンガス対応物件で都市ガス対応のガスコンロを接続しても利用できません。故障や事故の原因となりますので、必ず対応の器具をご利用ください。

ただ、ガスコンセントが室内にある物件は少ないので、もしガスファンヒーターを利用されたい方はガスコンセントがあるかどうかを内見時にチェックするといいと思います。

もしプロパンガス物件に入居したい場合には、初期費用も月額費用も少しでも抑えた方がいいです。

早めに見積もりをすることで、引越し費用を最大限安くすることが可能です。

金額面やスケジュール面でベストな引越しをするためには、ネットでの一括査定見積もりがオススメです。

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では、今回の記事のまとめです。

まとめ
  1. プロパンガスの月額費用は都市ガスの約2~3倍
  2. ガス料金の計算方法は、基本料金+利用量×従量単価のため、利用頻度が上がれば上がるほど料金が高くなる
  3. ガス利用の内訳は約75%が給湯(お風呂やシャワーなど)のため、いかにその部分を節約するかがポイント
  4. 価格・安全性・会社選択可能に関して、すべて都市ガスに軍配があがるため都市ガス対応エリアであれば都市ガス対応物件を選ぶべき
  5. 築浅・木造物件が設備が充実している理由は、プロパンガス会社が建築時に設備をサービスして、その費用を入居者から月額費用に上乗せして徴収しているため
  6. 都市ガス対応エリアの築浅プロパン物件は、ガス料金が高い可能性が高いため、注意が必要
  7. ガス設備を用意する場合には、都市ガス対応とプロパンガス対応の種類が分かれている。対応していない設備を接続すると事故・故障の原因になるため、必ず対応の設備を利用する

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